いのちのリレーツアー第6回目は、2022年4月24日(日)、筑紫野市で有機農業&オーガニックレストランを営む「オーガニックパパ」を訪ねました。
代表の八尋健次さんは、引きこもりの方や障がいがある方たちと一緒に、レストランや保育園・小学校の給食などに有機野菜を届けています。
当日は畑で土に触れながら収穫体験を予定していましたが、前日までの雨でぬかるみ、急きょ、作業場で玉ねぎの皮むきに変更。「え、玉ねぎの皮むき?」と、一瞬思いましたが、これも給食用に納品するための大切な農作業とのこと。やってみると意外にもみなさん真剣な眼差しで集中!チームを組んで、薄皮をむく人、根を切る人、ピカピカに拭きあげる人と流れ作業をしていると、いつしか連帯感が生まれ、山積みになった玉ねぎをみんなで眺めながらなんともいえない達成感に包まれました。
作業の後は、お待ちかねのお昼ごはん、有機野菜たっぷりのお弁当です。思い思いにお日様の下で休憩した後、午後の部がスタート。子どもたちはろうそくアート、大人たちは八尋さんを囲んでお話し会です。「社会全体が親になり子どもを育てるべき」「障がいのある人も、社会に適合できない人も、生きているただそれだけでいい、存在そのものが生物界の大切なバランス」などなどお話は尽きず、あっという間に時間切れに。心に染み入るトークと袋いっぱいの有機野菜のお土産に、“農”のパワーを実感する1日となりました。
参加者の感想の一部をご紹介します。
●玉ねぎの皮むきを子どもたちが集中してやっていて、貴重な体験ができました。
Oさん(大野城市)
●農業のこと、オーガニックのこと、オーガニックパパのお話を聞いて、子どもの食事や土いじりをしっかりしたいなと思いました。
Hさん(福岡市)
●この体験を家庭で共有し次の機会につなげたいです。
匿名(福岡市)
●子ども達もこれをきっかけに野菜に興味を持ってくれると嬉しいです。
Nさん(福岡市)
●楽しい時間とおいしいごはんをありがとうございました。八尋さんのお話ありがたかったです。
Hさん(春日市)
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