ふくおか緑の党を広く知ってもらうためにはじまった「いのちのリレーツアー」、第3回目は2021年2月7日(日)に福津市の竹尾緑地を訪れました。
27名の参加者は、ニホンアカガエル、カスミサンショウウオ、ウラナミジャノメという今みられるいきもの3種のグループにわかれて、自然保全活動をしている市民ボランティアさんの案内のもと散策を楽しみました。
さいごのふりかえり会では、当日がちょうど福津市長選挙の投票日であることもあって、市民ボランティアさんの「自分の一票がまちの未来を決める」想いをみんなでわかちあう機会となりました(その夜、保全派が当選!)。
参加者の感想を一部ご紹介します。
・足を運ぶって大切だなぁ・・・と改めて感じました
・葉っぱをちぎって食べるという経験、新鮮でした
・子どもたちは途中から走りまわっていましたけど、それもこの場所に来なければできなかったこと。ニホンアカガエルの卵、ヒノキの葉のにおい、葉っぱのあじなど何か一つは心に残るでしょう!
・子どもの頃、竹尾緑地のような田んぼや湿地で一日中遊んでいました。そこも次々と宅地化が進み遊び場は消えていきました。なぜ守り維持する必要があるのか、なぜそこに人の労力とお金と時間を費やす価値と必要があるのかを知らない人に、理解できるように説明できないと残せない時代になったのだと最近実感します。我が子に自然と向き合うきっかけが作れて、とても良い日になりました
いのちのリレーツアーは、市民運動や政治から距離を感じる人たちを対象としています。子どもが自然のなかで集まって遊ぶという光景があたりまえでなくなってきた今、親たちがわが子のそんな姿を目にすることで、なにを大切にするのかしたいのか、その距離が縮まればいいなあと思います。
次回は5/29(土)に三瀬の「旅をする木」を訪れる予定です。引き続き応援の程よろしくお願いします。
八田麻理子(会員・福岡市早良区在住)
Comments