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託送料金訴訟裁判(12/13)の傍聴を!

  • 広報部
  • 2021年12月7日
  • 読了時間: 3分

 私は、3.11当時東京に住んでいましたが、福島第一原発事故によって子どもが被曝することを避けるために、福岡へ自主避難してきました。


 原発事故による放射能汚染は、東日本のほぼ全域と、汚染度は低いけれど中国地方・四国までも広がっているとしている資料もあります。そんな中で、商品の放射能検査を続けているグリーンコープ生協が安心できると考えて、生協に入って購入や地域委員活動もさせてもらっています。


 またグリーンコープは、30年余りにわたる脱原発運動の到達点のひとつとして、グリーンコープでんきという発電所事業と電気の小売事業もはじめています。その中で今回のこの「託送料金」つまり電線使用料の問題につき当たったとありました。(参照:「託送料金を問う」グリーンコープHP


 脱原発のために始めた電気事業であるのに、支払う「託送料金」の中に原発を維持するための費用である「電源開発促進税」「使用済燃料再処理等既発電費」がすでに含まれていたのです。加えて2020年10月からはさらに「賠償負担金」と「廃炉円滑化負担金」が上乗せされています。


 「託送料金に原子力発電所に関する2つの負担金が転嫁させることは違法であると考え、一般社団法人グリーンコープでんきが原告となって行政訴訟に踏み出しました。」とグリーンコープのHPにはあります。訴訟相手は、です。


 私も二度と原発事故を地球で起こさせたくない、原発フリーの電気を使いたい身として、この託送料金には納得することができません。事故を起こした者が裁かれず、原発事故で被害を被った方、避難を強いられた方からも賠償金の負担を強いるなんて。さらには、原発をなくしたいと願う人々から、原発を維持するための費用を負担させるなんて。この仕組みが、マスコミなどで公に知らされることなく、こっそりと行われていることにも憤りを感じます。それに対して、グリーンコープは声を上げて、裁判を起こしてくれました。


 その「グリーンコープでんき託送料金訴訟」の第5回口頭弁論が、12月13日の11時から、福岡地方裁判所の101号法廷で行われます。


 第3回と第4回の傍聴をしましたが、原告(グリーンコープ)側の弁護士さんは、正式な準備書面の他に、要点をおさえた資料で分かりやすく説明をしてくれるので、専門用語などを知らなくても問題なく傍聴できます!


 さらに、第5回はやっと本題である「託送料金認可取消訴訟」に入ります。(今までは、被告側が「原告適格(裁判を起こせる資格)」が認められないことを主張しており、この裁判自体が無効であると訴えていました。)原告の弁護団がしっかりと時間を取って、準備をしてくると前回おっしゃっていたので、次の第5回法廷が山場になるかもしれません。私たちがどれだけ関心を持っているかを知らしめることで、結果も変わってくる可能性があります。

国民がこの託送料金の問題に関心を強く持っていることを、一緒に国にアピールしましょう!ぜひ、傍聴への参加をよろしくお願いします!


【日時】 2021年12月13日(月)11時~ 【場所】 福岡地方裁判所 101号法廷 ※コロナ禍で傍聴席は最大40名程度と制限されています。傍聴者多数の場合、先着順もしくは抽選となることがあります。予めご了承ください。 【報告集会】 法廷終了後、弁護士会館(401号会議室)で報告集会があります。



ふくおか緑の党 会員 前島直美


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