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広報部

2023年 福岡市議会議員選挙を終えて

更新日:2023年4月12日


荒木龍昇 代表 より


 今回の統一地方選挙の特徴は、第一点は当初危惧していたように投票率が低下したこと、第二点は日本維新の会と女性候補に票が大きく動いたことです。この傾向は全国的なもので、福岡市では日本維新の会は2議席(辞職した堀本わかこ元議員を含む)から7議席に、参政党が1議席獲得し、他方立憲民主党は2議席減、共産党は2議席減、自民党・自民新福岡も議席を減らす結果となりました。社会が大きく右傾化している実相が垣間見え、危機的状況といえます。


 「緑の党と市民ネットワークの会」は市民ネットワーク福岡公認の森あやこ議員は最下位ですが当選しましたが、ふくおか緑の党のほんかわ知明候補は落選しました。早良区での票を見ると、選挙わずか1ヶ月前に出馬が決まった維新の会公認・中央区在住の女性候補が約5700票余りを取り、また女性候補が全て当選しています。他方自民党や立憲民主党の票が減少しています。この傾向は福岡市の全ての区の選挙に出ています。


 今回の統一地方選挙で、ほんかわ候補は全戸配布2回などチラシ配布、SNSでの取り組み、戸別訪問、電話かけなどできることはほぼ取り組みましたが結果は出せませんでした。厳しい選挙は次回も同じ状況になると考えられ、この状況に打ち勝つ取り組みをしなければなりません。足りないものは何であったのか、地盤・人脈をどう作っていくのか、また緑の党および候補者個人が看板になるためにはどのような取り組みが必要か、自民・公明・維新・国民民主の戦争に向かう政治状況への対抗、気候危機対策と脱原発への取り組み、地方政治がいかに重要かの理解を深め民主主義を取り戻す取り組みなどの議論を深め、実践することが必要と考えます。


 今回の選挙ではSNSを通じて20代の若者や子連れのお母さんが選挙戦に参加したことは大きな成果で、この芽をどのようの育てていくのかが新たな課題となっています。また、ふくおか緑の党は地方政治をかえる取り組みを進めるため、福岡都市圏など各地の自治体に緑の党の議員を増やし、福岡市を包囲し、福岡市での議席獲得をする中長期的展望が必要と考えています。これからの4年間及び4年後に向けて、会員・サポーターの深い議論を期待します。


 

福岡市議会議員選挙 公認候補 ほんかわ知明 より


 投票していただいた3791人の皆さま、そしてご支援ご協力いただいた皆さまのご期待に添えず落選してしまい、申し訳ございませんでした。


 4年後に再チャレンジするかどうかは白紙ですが、少なくとも選挙で訴えた政策については、「5選」を中心に、一市民として実現に向けた活動を続けてまいります。「市民の声で政治が動く」ということを皆さまと一緒に実行していきたいと考えています。


一緒に政治を前に進めていきましょう!

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