新年あけましておめでとうございます。
昨年も1年間、皆さまの賛同・サポートもあり地域政党「ふくおか緑の党」として、環境や人権など多くの問題に取り組むことができました。ありがとうございました。
現在だけでなく将来にわたる地球上すべての多様な生きものが尊重される、そんな持続可能な社会・世界にしていくため、皆さま一人ひとりの意識と協力が必要です。
2022年も「ふくおか緑の党」をどうぞ、よろしくお願いいたします。
新年を迎えて:今こそ緑の党が必要な時代になっている
ふくおか緑の党代表 荒木龍昇
昨年はイギリス・グラスゴーでCOP26が開催され、気候危機に対する世界の対策は一歩強化されましたが、まだ不十分な状況です。日本政府は2050年カーボンゼロを表明しましたが、石炭火力と原発を基本的エネルギーとする問題の多い対策となっています。また、昨年の衆議院選挙では気候危機は争点にはならず、国民の関心の低さが露呈しました。来る参議院選挙では、待ったなしの気候危機を争点にしなければなりません。
また、岸田首相の敵基地攻撃容認の発言に見られるように、再び戦争の時代へ大きく進んでいます。自公政権は、特定秘密保護法、戦争法、共謀罪法、デジタル関連法、重要土地規制法と、私たちの「知る権利」「表現の自由」「人権」を奪い、監視社会を作ろうとしています。また、公文書の隠蔽・改ざん、繰り返す強行採決、憲法無視と、民主主義を破壊する行為を繰り返してきました。改憲勢力が2/3を超える今、「ナチスの手口」である緊急事態条項を憲法に書き込む自民党の動きを阻止しなければなりません。
時計の針を逆転させ大日本帝国のような軍事国家に戻ることを止め、未来の世代に緑あふれる地球を残すために、今年こそ緑の党が飛躍する年にしましょう。ふくおか緑の党は、参議院選挙において市民と野党の共闘で自民、公明、維新などの改憲勢力を減らし、来る統一地方選挙での議席の確保・拡大を目指します。ふくおか緑の党を広げましょう!
2022年 福岡からも“緑の波”を
ふくおか緑の党副代表 木下由香
新年あけましておめでとうございます。
政府のオリンピック強行宣言に幕を開けた昨年は、たくさんの“わきまえない女たち”が声をあげました。福岡市では、須崎公園の大木を守るために二人の女性が立ち上がり、大野城市では市長選挙に永利恭子さんが立候補し、選挙に破れたものの大野城市の給食について大きな影響を残しました。さらに衆院選福岡5区においては、県内唯一の女性の衆議院議員として堤かなめさんを送り出すことができました。また、3月のイベント「給食から変える!福岡の未来」をきっかけに、学校給食について特に子育て世代の母親たちが熱心に情報交換を続けています。
昨年は、ふくおか緑の党に多くの新規会員・サポーターを迎えることができました。今、世界で起きている気候危機は、地球上の誰もが当事者です。環境政策を軸とした“緑の政治”が求められています。
今年、2022年は、来年の統一地方選(春日市議選)に向けて準備を進めつつ、福岡からも皆さんとともに“緑の波”を起こしていきたいと思います。
今年は勝負の年-2023年4月の統一地方選挙に向けて-
ふくおか緑の党事務局長 本河知明
2年前から新型コロナウイルス感染症によって、私たちの生活は大きく変わりました。政治も変革が必要です。
しかし昨年10月の衆院選では政権交代を果たせず、自公政権が継続されることになりました。世界的に喫緊の課題である気候危機についてはまったく争点になりませんでした。岸田首相は「成長と分配」を掲げていますが、必要なのは「分配」ではなく、格差と貧困を是正するための「再分配」です。「今までの古い資本主義」の継続ではなく、「『脱成長』の視点に立った新しい資本主義」への転換こそが必要です。岸田政権も「グリーン」(環境と経済の両立)と言っていますが、「グリーン・ウォッシュ」にごまかされてはいけません。
ドイツでは緑の党がふたたび連立政権に参加しています。日本の国政にも緑の党の議席が必要です。そのためにもまず、地域から緑の党の自治体議員を増やしていく必要があります。
来年4月の統一地方選挙では、早良区の議席を死守しつつ、「複数化」をめざします。2月20日の定期総会で候補者を発表予定です。1年4か月後の選挙に向けて、今年1年は勝負の年です。福岡からGreen Waveを起こしましょう!
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