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【報告】曇天の下 「築城基地の米軍基地化許さず」の声が響きわたる(6/2(日))

  • 広報部
  • 2019年6月3日
  • 読了時間: 2分

 6月2日午後、「築城基地の米軍基地化を許さない!福岡県集会」が築上町で開かれた。「福岡県総がかり実行委員会」と「戦争への道を許さない福岡県フォーラム」の共催による集会に、県の内外から1500名を超える参加があった。

 開会のあいさつの後、「沖縄平和運動センター」の岸本喬さんが、沖縄と南西諸島にわたる自衛隊の軍事強化の現状に触れ、一緒になって戦おうと呼びかけた。現地からの報告では、「平和といのちを見つめる会」の渡辺ひろ子代表は、31年目を迎えた築城基地反対の座り込みの歴史に触れながら、今回の築城基地強化は、「沖縄の負担軽減にはならない」と指摘し、これからも運動を継続していくと訴えた。現地からは高校生の発言と「安保破棄京築実行委員会」からも発言がつづいた。

 集会に駆けつけた岩国の「あたごやま平和研究所」の田村さん、宮崎県の「新田原基地爆音訴訟原告団」の佐川さん、大分県の日出生台演習場で活動している衛藤さん(牛飼い)、佐賀市の「佐賀空港への自衛隊オスプレイ等配備反対地域住民の会会長」の古賀さん(漁民)から、会場の笑いを誘いながらも現場からの生々しい報告が行われた。

 政党からは、日本共産党の仁比そうへい参院議員、社民党の佐々木充県議があいさつ。立憲民主党の野田国義参院議員と山内康一県連合代表、国民民主党県連代表の城井崇代表、新川久三・築上町長からのメッセージが紹介された。

 集会終了後、築城基地周辺までデモ行進、「米軍は来るな」「米軍基地化反対」「辺野古の新基地絶対反対」など、心配された雨を吹き飛ばすコールを響かせた。

 集会中、デモ中も戦闘機の轟音が鳴り響き、参加者から「日曜は訓練が休みなのに、嫌がらせなのか」という怒りの声が聞こえた。

 「金では代えられないものがある」「足元から粘り強く」「戦争につながる、小さなことも見逃すことなく問題にしていく」ことが大切、という住民からの発言が印象に残った。

 築城基地の米軍基地化反対のたたかいは、県議会や町議会を巻き込んだものになっていく。そして日米の軍事一体化が進む沖縄・南西諸島、九州での連帯した運動を作っていくことが問われている。

 
 
 
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