大野城市長選を振り返って
- 広報部
- 2021年9月12日
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9月5日に大野城市長選挙が行われました。 私たちは、4期務めた現市長に対して果敢に挑戦した新人の永利恭子さんを応援しました。 16年ぶりの市長選でしたが、32%という低投票率。 そのような中、「中学校の学校給食の実現」をメインの公約に掲げた永利さんは3,619票差で惜敗しました。
大きな糧となった市長選。永利さんに感謝。
「私たち、キャンディーズやねぇ」。駅前で朝の辻立ちを始めた昭和世代の3人。「選挙が終わる頃には、平成のAKB48になるやろうか?」と自嘲気味に話したことを思い出します。
何の後ろ盾も持たない中、手探りで始まった今回の選挙戦でしたが、最終日の西鉄白木原駅前には48名を超えるほどの支持者が集まり、嬉しいフィナーレを迎えることができました。
途中、「公職選挙法のカベ」(日本の政治離れの一因だと思った)や「個人情報保護法のカベ」(選挙に必須の名簿集めがいかに大変か身に染みた)にぶつかりつつ、さらに「緊急事態宣言下」という状況でもありました。実践経験の乏しい私にとっては暗中模索の日々でした。
長期政権が続いてきたツケもあって、大野城市民がなかなか表に出づらい状況下、福岡から続々と市民運動の先輩方が駆けつけ、また若者も含めて春日市の仲間もたくさん応援に入って頂けたことは、大きな糧となりました。このチャンスを与えてくれた永利さんに感謝です!
ふくおか緑の党として活動し学んできた「学校給食を変えることが自治体を元気にしていく」ことに確信を持つことができました。
「コモン(公共)」を自分たちの手に取り戻すことの重要性、コロナ禍で“私たちが生きていくために本当に大切にしたいものは何なのか”が、今回の選挙を通して鮮明になってきたように思います。
ふくおか緑の党 副代表 木下由香
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