「緑」の原点に立ち戻って…「緑の未来塾」を開講!
- 広報部
- 2020年6月22日
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コロナ禍の中、当初予定していた日程を延期し、6月21日に早良市民センターで「緑の未来塾」(主催:みどりのカフェ、協賛:ふくおか緑の党)が開講されました。その初回として『緑の思想-経済成長なしで豊かな社会を手に入れる方法』の著書がある足立力也さんが講演し、会場参加とZoom参加あわせて30人弱が参加しました。
前半の講演では、まず足立さん自身がコスタリカと出会った経緯から紹介。最初は「軍隊を捨てた国」として関心を持ったとのことですが、実際にコスタリカを訪問し、そして住んでみて感じたことは、「平和」とは単に「戦争がない」ということではない、ということ。家を使って「平和な社会」を例えると、「環境」という土台・基礎の上に、「民主主義」という柱や壁があり、さらにその上に「人権」「社会的公正」という屋根が載るというイメージだとして説明されました。
その話を受けてグローバル・グリーンズの「6つの原則」を紹介。この6つはお互いに連関・影響しあっており、「不可分な一体の一部」であると述べられました。また、いまのコロナの状況に対して「『目の前の一人を救いながら、全体を救う方法』を諦めずに追求し続けるのが緑の運動だ」と話を締めくくりました。
未来塾の第2回目は7/26(日)14時から、会場は同じく早良市民センターです。内容は「地方自治-自治体で緑の政治にどう取り組むのか-」、講師は荒木代表です。そのあと8月末、9月と第3回、第4回と予定しており、スーパーシティやマイナンバーなど個人情報に関する時事的な問題をテーマにする方向で調整中です。そして10/25(日)には、いま注目の若手思想家、斎藤幸平さんに講演いただくことが決まっています。
ぜひ「緑の未来塾」へご参加いただき、一緒に「緑の政治」に取り組んでいきましょう!


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