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【寄稿】福岡城址9カ所 地表温度測定レポート(2023年7-8月)

  • 広報部
  • 2023年9月15日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年9月23日



 その日の最高気温となる14時を挟んで夏季の62日間、下ノ橋御門を毎日欠かさず13時に歩き始め、福岡城址を北から南までぐるっと一巡し、だいたい15時過ぎに上ノ橋へ到達。クラクラする炎天下、湿度の高い曇天、猛烈な土砂降りにも負けず、気温計片手に歩き続けました。正確を記すためタイプが異なる2個を用意したのですが、同じ温度を指し示すまで10分ほどかかります。


 舗装道や砂利道が熱いことは承知してましたが、上ノ橋の石材上は頻繁に50℃超え。どちらの温度計も表示は50℃までしかなく、日本では想定外の気温というわけです。


 思ってもなかったのが広場の芝生。陽が照ってると簡単に45℃を超えてしまうのには驚かされます。梅雨期はもちろん、続く猛暑の中、人手を入れて芝生を刈りそろえても、夏季の数少ないイベント時は別として、7、8月と利用者が極端に少ないことをご存知ですか? 整備された広大な広場にまったく人影がない日が続きます。


 時代を経て悠々と育ったクス、スダジイ、エノキ、ムクノキなど、大木の根元は30℃ちょっと。構成する周囲の環境で若干差異はありますが、石材や芝生上と20〜10℃の差があるという計測結果です。20℃という差はまさに、冬と夏の気温差に匹敵します。


 自然木が数少ないセントラルパークにして、結実しないソメイヨシノの桜並木と芝生、歩きやすい遊歩道を張り巡らせば、どれだけ福岡都心のヒートアイランド化、舞鶴公園の温暖化を促進するか考えてみてください。またチシャ、エノキ、ムクノキ、アキニレなどの大きな自然木はたわわに実をつけ、世代を超えてその木々の存在を活用してきた多様な鳥や虫たちを養っています。


 個人的ですが小さな効用が一つ。高齢者(私は74歳)は涼しいところで運動は控えるよう連日繰り返し報道していましたが、人にはある程度の幅の順応性が備わっていて、この計測を実施することで自分自身の適応温度の上限を開拓した気がします。どこでもいつでもエアコンの功罪は大きい。「便利な生活、不便な体」を実感します。


 実際に外気が年々暑苦しくなっていることを自分の肌身で体感しなければ、地球規模の温暖化をどうにかしなければという行動につながりませんよね。毎年のことながら、かなり夏バテ、ですが熱中症にもならず、2ヶ月やり抜けたことに我ながら感動しています。           


報告:勝瀬志保


【測定地点】


【測定結果(画像)】


【測定結果(PDFデータのダウンロード)】

・2023年7月

・2023年8月



 
 
 

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