23日（月）の総会質疑で髙島市長と対峙－自衛隊への名簿提供問題－

　1月6日（月）の記者会見で髙島宗一郎市長が自衛官募集のために18歳などの名簿を一括提供する方針を示して以降、福岡市は

・1月31日（金） 個人情報保護審議会へ諮問

・2月7日（金） 同審議会を開催

・2月14日（金） 同審議会からの答申を受理

・2月18日（火） 市議会の総務財政委員会で報告

という過密スケジュールを強行し、「新年度4月からの実施」の結論ありきで準備を進めています。特に審議会の開催をめぐっては「附属機関等の会議の開催に関する要領」を侵し、緊急性などどこにもないにもかかわらず、開催の4日前（2月3日（月））に開催日を公表し、多くの市民から抗議の声が上がりました。

　議会に対しては、先月18日（火）の総務財政委員会の中で初めて報告がありました。「市政だよりとホームページで周知する」という市の計画について「それでは周知が不十分」だとして、DMやSNSでの周知を求める意見も他会派の議員からも出されました。市民から名簿問題について3種類の請願が出され、今月13日（金）の総務財政委員会（分科会）で再び議論が行われました。審議会からの答申のなかで「毎年度、情報の提供に先立って、公益上の必要性に関する説明を含めた市民への周知を行い、自己の情報を提供してほしくない旨の意思表示を行った市民については、提供する情報から除外する措置を講ずること」と述べられていますが、これが名簿提供するための”条件”なのか、それともただの”要望”なのかが争点の一つとなっています。

　そのようななか、あらき龍昇福岡市議が23日（月）に名簿提供問題について条例予算特別委員会の総会質疑で質問に立ち、髙島市長と対峙します。他の議員の質問時間にもよるので時間帯が定まりませんが、おそらく午後3時前後になると思われます。ぜひ傍聴にお越しください！

　なお、その後の予定は、

■3月24日（火）午前10時～　条例予算特別委員会総会（意見開陳、採決）

　終了後、常任委員会「総務財政委員会」（請願について採決）

■3月25日（水）午後1時10分～　本会議（討論、採決）

となっています。

　名簿提供阻止に向けて、あと一週間が山場です。市に対してさら声を上げていきましょう！

#自衛隊への名簿提供問題