自衛隊への名簿提出を撤回させよう!
- 広報部
- 2020年1月20日
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1月19日、4時過ぎから福岡市の天神コア前で髙島市長が「防衛省に自衛隊募集の対象年齢の個人情報を提供する」という方針に対し、抗議のアピール行動があった。この行動は、「戦争法を廃止する会」が呼びかけたもので、子ども連れから高齢者まで30余名が参加した。参加者は、「名簿提供は戦争への協力だ」「福岡市は個人情報を守れ」「髙島市長は安倍政権のお先棒を担ぐな」などと通行人にアピールした。
この行動に参加したあらき龍昇福岡市議は、「戦争の反省を踏まえた日本国憲法の平和主義と地方自治を髙島市長は破壊しようとしている。名簿提供を撤回させよう」を訴えた。
髙島市長の方針表明直後から様々な市民団体や市議から抗議や申し入れ行動が続いている。私たちは、勝手に個人情報を自衛隊に提供するという暴挙を許すわけにはいかない。
福岡市は4月1日から名簿提供を始める方針という。
これを撤回させるためには、市民の共同行動をさらに大きくして福岡市当局に迫っていくことだ。そして2月市議会において、個人情報を勝手に提供する人権無視の方針撤回のための多数派工作をすすめていくことだ。その際重要なのは、「自衛隊が違憲かどうか」の論議の罠に陥らないことだろう。問題の核心は、過去の戦争の協力者となった自治体や町内会、5人組などを繰り返してはならないということだ。地方から平和を守り、つくっていくために力を尽くそう。



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