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【活動報告】持続可能な循環型社会に向けて-ごみ問題を考える講座と見学会を開催

  • 広報部
  • 2019年11月20日
  • 読了時間: 2分

 11/1(金)の午後、天神チクモクビルにて、海ごみ対策地域リーダー養成講座「容器包装をみなおそう~海洋プラスチックごみ削減に向けて~」が開催され、約40人強の市民が参加しました。主催は「ワーカーズ・ごみ問題研究会」と「容器包装の3Rを進める全国ネットワーク(容リネット)」。ふくおか緑の党も協賛という形で支援しました。

 基調講演は「容器包装の3Rを進める全国ネットワーク」運営委員長の中井八千代さん。ごみ・リサイクルの歴史から、容器包装リサイクル法の問題点、海洋プラスチックごみの実態や海外の取り組みなど、非常に幅広い内容のお話を60分ほどの長さにまとめて、分かりやすく講演いただきました。その後、地元から「I LOVE 遠賀川流域デポジット法制化を求める事務局」の妹川征男さん、「和白干潟を守る会」の山本廣子さん、大木町「あーすくらぶ」の荒木フサヱさんが報告を行ないました。

 また11/15(金)には、その大木町の施設「おおき循環センター くるるん」の見学会を開催しました。

大木町は2008年に「大木町もったいない宣言」(ゼロ・ウェイスト宣言)を発表し、29分別のごみ回収が行なわれています。リサイクル率は県内で最も高い、67.3%。県内60自治体のうち15自治体が容器包装プラスチックの回収はPETボトル以外は何も行なっておらず(福岡市も!)、1人あたりの回収量の福岡県平均は全国平均の4分の1しかなく、取り組みが非常に遅れています。

 「混ぜればごみ、分ければ資源」という言葉があります。日本政府はプラスチックごみのリサイクル率が高いと自慢していますが、「サーマルリサイクル(熱回収)」と「海外輸出」に依存しているのが実態であり、国内でもっと「マテリアルリサイクル」や「ケミカルリサイクル」を拡大していく必要があります。

そして何より、リデュースやリユースの「2R」をより一層進めて、私たちは大量生産・大量消費の経済や暮らしのあり方を見直していく必要があるのではないでしょうか?


 
 
 

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