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11月3日は日本国憲法公布の日です

  • 広報部
  • 2019年10月28日
  • 読了時間: 2分

安倍9条改憲NO!福岡県民集会、午後1時半から須崎公園(天神市民会館となり)にて

日本国憲法が公布されてから73年目を迎えました。今年も「9条改憲は、戦争への道」と題した集会が行われます。

改造内閣発足後の記者会見で安倍首相は「新しい国づくりに挑戦する」と述べ「改憲は必ずや成し遂げていく」と決意を表明しました。この発言について内田博文・九州大学名誉教授は「現政権は今、戦時体制の総仕上げをしようとしている」と注意を喚起しています。

「9条改憲は、戦争への道」と叫ぶのは「オオカミ少年だ」とやゆする声も聞かれますが、内田氏は近代形法史研究の立場から情勢は「戦前と似ている」、昭和3年=1928年とよく似ていると警鐘を乱打しています。1925年に作られた治安維持法が3年後に「緊急勅令および議会の事後承諾という形で大幅に改定」されました。治安維持法違反の最高刑が死刑になり、結社目的遂行罪も新設され、労働組合や文化団体にも取り締まりが強化されました。そして1941年の改定時には「普通の人たちの普通の生活」が監視の対象になっていきました。その時にはすでに共産主義者や反戦活動家、労働組合運動も声を上げることができないほど弾圧されていました。

 内田氏が指摘するように今起きている出来事をみれば心当たりがあります。特定秘密保護法から顕著になった悪法は、共謀罪制定にみられるようにすでに社会の隅々に行きわたりつつあるかもしれません。関西生コン労働組合にかけられている未曾有の弾圧。あいちトリエンナーレにみられる事態。政府に都合の悪い情報は隠し、無かったものにする歴史の抹殺。「自助、共助」を軸にした家族制度や地域づくり、後退する地方自治、教育の作り変え。その総仕上げとして「憲法改正」(改悪)があると見るならば、その先には何があるのか? 形を変えた「新たな戦前」の姿が眼前に見えてくるに違いない。見えてないとすれば想像力を働かせ、歴史から学び、日本と私たちがどこに行こうとしているのか、しっかりと考えていく「憲法公布の日」にしていきたいものです。

「憲法9条を守る」運動から、公務員・権力者に「憲法9条を守らせる」運動へと積極的に声をあげ行動することなしには「守る」こともできない、というのが歴史の教えるところです。


 
 
 

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