韓国緑の党の若者が来福 「参加する政治」で、福岡でもGreenWaveを！

10月9日、韓国緑の党から元韓国ヤング・グリーンズ共同代表の金 基成（キム キソン）さんをお招きし、早良区のももちパレスで「新しい政治のつくり方」をテーマに講演会を開催。会場ほぼ満席の約60名の方に参加していただきました。

韓国緑の党は2018年のソウル市長選にシン・ジエさんという若い女性を候補に立てて「ジェンダー平等」や「乱開発中止」を公約に掲げ、得票率4位（高校生を対象にした調査では1位）と大健闘しました。その選挙を支えた運動員の70％は女性だったそうで、#metoo運動の高まりも相まって若さと女性を前面に押し出しスタイリッシュな選挙運動を展開したそうです。韓国の各都市の首長はほとんどが50～60代の男性ばかりで、そういう意味で既成政治へのオルタナティブたりえたからの結果ではないでしょうか。

選挙以外の日常的な活動として「スタディ・キャンプ」という、党員間で政策を学び議論する場を設けているそうで、キムさんが様々な話題に自分なりの答えをもっているのは、こういう場が土台にあるからなのだと感じました。

韓国緑の党は2016年の選挙をきっかけに党員が5000人から10000人へと倍増したそうです。ふくおか緑の党も、日常的な地道な活動と並行して、自治体選挙、そしていずれは国政選挙に打って出ることによって既成政治に対するオルタナティブな政策を広く市民に知ってもらい、私たちの理念の一つである「参加する政治」を通して仲間を増やしていくことが必要だと感じました。

今回キムさんから大きな希望を与えてもらいました。その希望を現実のものとして掴み取れるよう、力をあわせて活動をしていきましょう！

ふくおか緑の党　運営委員　池 天平

再来年2021年、世界中の緑の党が集まる世界大会がソウルで開催されることが決まりました。またふくおか緑の党として、来年（時期未定）も2泊3日程度でソウルへ視察＆交流をしに行く方向で調整中です。世界の緑の党のネットワークを活かし、交流しながら、福岡でもGreen Waveを起こしていきましょう！