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「石木ダムは要らない‼」人間の鎖

  • 広報部
  • 2021年11月28日
  • 読了時間: 2分

 11月25日、石木ダム建設予定地(長崎県川棚町岩屋郷)で「石木ダムを止めよう~100人あつまれ!川原(こうばる)の里へ」集会があり、約230名の人が集まりました。そして、参加者はリボンを持ち手を広げ、人間の鎖で予定地を囲みました。長崎はもちろん佐賀、熊本、福岡そして東京からも支援者が集まり、ダム建設反対を訴えました。



 リレートークでは、主催者「100人実行委員会」の挨拶後、元滋賀県知事の嘉田由紀子参院議員や地元の衆院議員からエールが送られました。集会後、参加者の多くは、飛び石の石木川を渡り、山を登り、座り込み現地を訪れ住民と触れ合っていました。お昼になったので、福岡のメンバーは椅子を借りて、テントの横で持参した弁当を食べました。これほど多くの人が訪れたのは初めてではないかと思います。いつも12時になると監視をやめて帰って行く長崎県の職員も、高台からずっとこちらを眺めていました。午後1時になると本体工事が再開し、ユンボなどの重機が動き出し、土を運ぶダンプがほこりを巻き上げて走っていました。


 登ってきた参加者は、テントの横に建っている通称「森のレストラン」の周りに各自の思いを書いたリボンを括りつけて帰って行きました。私たちは、住民の集会場である「川原公民館」、それから「ダム小屋」(ダム本体現場)を訪ねました。小屋では、いしまるほずみさんが書いた絵を見て、『石木川カレンダー2022』を買い、5時前に福岡に到着しました。


 10月21日、福岡高裁での「石木ダム工事差止訴訟」判決言い渡しでは、残念ながら棄却判決が出ました。これを受けて原告は11月1日に上告しました。上告人は270名です。裁判は最高裁に移りますが、新たに口頭弁論が開かれることもなく、判決書が送付されることも予想されます。


 今回、人間の鎖に参加された中からいくらかの人が、再度現地を訪れ「必要のない公共工事である」ことを他の人に発信してもらったらと願うばかりです。ダム本体工事は、まだ始まったばかりです。ちなみに「福岡の会」のメンバーは月に2回ぐらいのペースで座り込みに参加する所存です。


石木ダム・強制収用を許さない福岡の会 倉掛直樹

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