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  • 広報部

声明「令和6年能登半島地震で亡くなられた方へ心からのお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様にお見舞い申し上げます。」

 1月1日午後4時10分頃、能登半島珠洲市近傍を震源地とするマグニチュード7.6、石川県志賀町において震度7を記録する大地震が発生しました。津波による被害、珠洲市や輪島市での火災、家屋の倒壊、斜面の土砂の崩壊、道路の陥没や液状化など多大な被害が生じています。2日時点で石川県における死者は48名、近隣7県の重軽傷者107人が確認されています。亡くなられた方に心からお悔やみ申し上げますとともに、負傷された方の一日も早い回復を祈ります。被災された皆様にお見舞い申し上げます。未だ倒壊家屋の下や崩壊した土砂の中で救出を待たれている方もおられるとのことです。一刻も早い救出を願っています。

 

 政府は直ちに特定災害対策本部を立ち上げ、2日には非常災害対策本部に格上げし、被災地の救援を始めています。冬場の一段と厳しい避難を強いられている皆様に、迅速に支援が届くことを希望します。政府は被災者の救出と支援を迅速に行うと同時に、災害復旧において住民の生活が一日も早く取り戻せるよう、住居や生業の再建に必要な財政的支援を手厚く行うよう求めます。防衛費を増額することよりも、災害大国日本の防災と国民の暮らしの支援に税金を使うことが必要であることを、能登半島地震は示しています。私たちは政治の在り方(予算の使い方)を変えることを求めるとともに、国民もできる限りの支援を行います。

 

 震源地の能登半島周辺の日本海沿岸には、震度7を観測した志賀町にある北陸電力志賀原発のほか、東京電力柏崎刈羽原発、日本原子力発電敦賀原発、関西電力の美浜原発、大飯原発、高浜原発があります。震度7の地震後、これまで震度5強4回、震度5弱6回の地震が続いており、気象庁は今後震度7クラスの余震が起こり得るとしています。現時点では原発の異常は観測されていないとしていますが、原発事故がいつ起こってもおかしくないと言えます。地震国日本のこの状況を鑑みて、政府に稼働している大飯原発・高浜原発を直ちに停止させ、全ての原発を廃炉にすること求めます。

 

2024年1月2日

ふくおか緑の党運営委員会

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