政府と東京電力は早ければ8月下旬にも、溶融した核燃料に触れた汚染水を「ALPS(多核種種除去設備)処理」し、希釈したうえで海洋放出しようとしています。私たちふくおか緑の党は、全国の緑の党の仲間たちと連帯し、海の日(7月17日)に全国アクションを行いました。福岡市では35度近い猛暑の中、16時半から早良区の商業施設・西新プラリバ前で街頭アピールしました。
通行人からは「海洋放出以外に方法はあるのか!?」という声もありましたが、代替案はあります。私たち緑の党は「免震大型タンク貯留案」や「モルタル固化処分案」など別の方法の検討を求めています。
政府は「処理水に含まれるトリチウム濃度は基準値以下で、海外でも放出している」と強弁していますが、ALPS処理ではトリチウム以外の放射性核種も取り除けていないことが判明していますが、その種類や総量は明らかになっていません。
また、マスコミ報道などでは中国政府のみが反対しているかのような印象操作を行っていますが、私たち緑の党は、今年6月、世界84か国から緑の党の仲間たちが韓国に集まり、汚染水の海洋放出について反対の決議を採択しました。
日本国内の市民運動、そして緑の党の世界のネットワークと連帯し、汚染水の海洋放出に反対する声をさらに広げていきましょう!
【参考サイト:全国・世界の緑の党のアクションなど(8/9時点)】
●7/17(月)「汚染水を海に流すな」緊急アクションの報告 (7/24)
●汚染水を海に流すな!8.18首相官邸要請行動 (8/4)
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