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【声明】福岡市長選挙を振り返って

  • ふくおか緑の党 運営委員会
  • 2022年12月1日
  • 読了時間: 3分

2022年12月1日

ふくおか緑の党 運営委員会


 福岡市長選挙が11月20日投開票で終わりました。市民連合ふくおか有志からの「市民と野党の共闘で市長選挙に取り組もう」という呼びかけに、私たちふくおか緑の党は賛同し、「福岡市から政治をかえる会」に参加して市長選挙に取り組みました。「福岡市から政治をかえる会」には国政政党及び地域政党・政治団体、市民団体が参加し、幅広い共闘態勢をつくることができました。投票結果は以下の通りでした。

​現職・髙島宗一郎氏 329,606票(得票率74.9%)

新人・田中しんすけ氏(立民・国民・社民推薦、共産支援) 96,408票(21.9%)

新人・熊丸英治氏 9,423票(2.1%)

 今回の市長選挙は、投票率は34.3%。前回に比べ2.9%伸び、期日前投票は1.5倍に増えたものの、全体としては低調でした。得票は、髙島宗一郎氏は、前回(2018年)は285,435票(73.1%)、今回は329,606票(得票率74.9%)。それに対して対立候補は、前回の共産単独推薦候補は 94,437票(24.2%)を獲得したのに対し、今回田中しんすけ氏は 96,408票(得票率21.9%)に終わり、全体としては厳しいものとなりました。


 市長選挙は争点が明確でないと現職が有利となります。その点では髙島市政3期12年の様々な問題点、特に安倍政権をバックに新自由主義政策を進め、大企業優先・開発優先の市政は「過大規模校問題」「格差の拡大」「緑の破壊」など問題が顕著になっていたのですが、問題点をしっかりと市民に伝えきれませんでした。選挙態勢が8月10日の呼びかけから始まり、候補者決定がぎりぎり1ヶ月前で準備時間が足りなかったこと、加えて国政における野党共闘の関係が候補者の支援態勢に影響を与えたことがありました。


 以上のような課題はありましたが、他方で、幅広い共闘で選挙を取り組むことによって、厳しい結果とはいえ投票率を若干増やし、全国的な傾向である首長選の低投票化が進む状況に歯止めを掛けたといえます。自民・公明の岩盤支持層を超える投票数を得るためには、浮動票といわれる市民に投票に行く動機をつくる必要があります。そのためには市政の問題点を継続的に指摘し、争点を明確にしていく取り組みが求められます。


 「福岡市から政治をかえる会」は今後も継続させ、統一地方選挙、次期市長選挙に向けて取り組むとしています。具体的には市長選挙で示した8項目の政策の充実と深化、さらに可能なところから実現に取り組んでいくとしています。また、市民と野党の連携を深め、市民とともに福岡市の課題を「見える化」する取り組みをするとしています。ふくおか緑の党は、今後とも「福岡市から政治をかえる会」に参加していきます。


 福岡市長選挙は厳しい結果でしたが、ふくおか緑の党は、成果と課題を踏まえ、粘り強く市民と野党の共闘を進めていくとともに、私たちふくおか緑の党自身の会員を拡大し、政策をひろめ、地方から政治をかえる運動を拡げていきます。



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