先月24日(水)に岸田首相が「原発7基の再稼働」をはじめ、運転期間の延長、さらには次世代原発の建設も検討するという方針を示しました。
岸田首相は、福島第一原発の事故や、ロシアによるウクライナ侵攻で原発が標的にされたことを教訓としていないのでしょうか?
これらの事故・事案に限らなくても原発は、日常的に労働者の被ばくのリスクを伴い、人権の観点からも問題があります。核のゴミは、倫理的な問題もあります。
原発は、決して子どもたちに残すことができない発電方法です。
今回、東京電力福島第一原発の事故収束作業や九州電力玄海原発の定期検査に従事し、急性骨髄性白血病を発症して労災認定を受け、東電と九電相手に損害賠償裁判をたたかっている
「あらかぶさん」をお招きし、お話を伺います。
ぜひご参加ください!
「元・福島原発作業員 あらかぶさんのお話を聴く会」
東京電力福島第一原子力発電所で過酷事故が発生して11年が経ちました。
今も事故現場では、毎日約2千人の人々が収束作業にあたっています。
今回のゲスト、あらかぶさんと池田実さんも
事故後の福島第一原発などで作業員として働きました。
あらかぶさんは、2016年に東京電力と九州電力に対して裁判を提訴、
池田さんは、あらかぶさんを支援しています。
今回お二人をお招きして、お話をうかがいます。
普段は聴かれることのない小さな声に耳を傾け、
共に考える時間としたいと思います。
貴重な機会にぜひお越し下さい。
日時:2022年9月21日(水)18時半~20時半
会場:早良市民センター 視聴覚室(福岡市早良区百道2-2-1)
参加費:500円
定員:80名
問合せ:090-5543-9149(藤井)
主催:子ども未来応援団、協力:みどりのカフェ
<ゲスト>
<あらかぶさん プロフィール>
1975年 北九州市生まれ
1992年 鍛治職人に
2011年 福島第二原発に入る
2012年 九電玄海原発に入る
2012年 福島第一原発4号機に入る
2013年 北九州へ引き上げる
2014年 急性骨髄性白血病に
2015年 福島原発作業員で初の労災認定を受ける
2016年 東電・九電に損害賠償裁判を提訴する
<池田実さん プロフィール>
1952年 東京生まれ
2013年 郵便局を定年退職
2014年2月 福島県浪江町で除染作業
2014年8月 福島第一原発構内でのがれき分別作業に従事
2015年4月 退職
現在「原発関連労働者ユニオン」書記長として作業員のひばく対策、労働条件改善を求める活動中。
著書『福島原発作業員の記』(八月書房、2016年)
◆あらかぶさん 福島原発被ばく労災 損害賠償裁判を支える会 → https://sites.google.com/site/arakabushien/
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