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ふくおか緑の党 事務局長 本河知明

参院選はじまる-いのちと暮らし、憲法を守るための候補者・政党を選ぼう!

本日6月22日、参議院選挙が公示されました。投開票は7月10日です。

全国比例区について緑の党グリーンズジャパンは、社会民主党・福島瑞穂さん、立憲民主党・辻元清美さん、れいわ新選組・長谷川ういこさんの3名を推薦しています。気候政策を重視した政策協定を3名と結んでいます。ふくおか緑の党では特に「緑の党グリーンズジャパン」元共同代表の長谷川ういこさんを応援しています。

一方、福岡県選挙区については、以前から玄海原発再稼働反対の活動などを一緒にしてきた、れいわ新選組公認候補の奥田ふみよさんを応援しています。


選挙の主人公は、私たち市民一人ひとり!

3年前の前回の参議院選挙の投票率、福岡県は43%。昨年の衆院選は52%でしたが、参議院選挙は衆院選と違って政権交代がないため、投票率は3年前の数字に近い、40%前半になってしまう恐れもあります。

自民党と公明党以外に、私たちが特に警戒しないといけないのが維新の会です。3議席を「自公維」に独占されないよう、私たちも一票一票を積み重ねていく取り組みが必要です。

長谷川ういこさんの話のなかで、アメリカの若者たちの運動「サンライズムーブメント」について紹介しています。彼らのスローガンは「共感を運動に、運動を組織に」です。SNSで「いいね」や「リツイート」など共感してくれた人たちに個別にコンタクトして、リアルの運動にも参加してもらい、それを組織化していきました。そして最終的に、アメリカ大統領に当選したバイデン大統領の気候政策を変えさせることに成功しました。

市民政治の主人公は、私たち一人ひとりです。候補者が選挙の主人公ではなく、私たち市民一人ひとりが選挙の主人公という意識で、選挙に取り組んでいく必要があります。



草の根民主主義で、いのちと暮らしを守る政治を!

岸田総理は自民党総裁選のとき「分配」を訴えていましたが、先日発表された「骨太の方針」のなかで分配の話はどこに行ったのでしょうか? 「所得倍増」と言っていたのに、出てきたのは「資産所得倍増」です。そもそも預貯金がゼロの人が増えているのに、資産を持っている人の所得を倍増させても、格差はますます広がるだけです。

また、ロシアによるウクライナ侵略を受けて、「防衛費倍増」という議論がありますが、今より5兆円も6兆円も防衛費を増やす、そのような財源はどこにあるのでしょうか? それよりももっと「人に投資」すべきです。いのちと暮らしを守るために税金を使うべきです。

この2年半のコロナ禍、そしてウクライナ戦争によって、私たちの暮らしの脆弱性が明らかとなりました。いまエネルギーや食品の物価がどんどん上がっています。防衛費を増やすのではなく、いま海外に依存しているエネルギーや食糧の自給率を上げるために予算を使っていくことこそが、いま必要とされている安全保障ではないでしょうか?

また、残念ながら参院選の争点になっていませんが、待ったなしの課題として、気候危機の問題もあります。


今度の参議院選挙は、政権選択の選挙ではありません。いわゆる「ねじれ国会」は良くないと思っている方もいるかもしれませんが、「ねじれ」がなくなった結果、好き勝手にやってきたのが安倍政権だったのではないでしょうか? 今の岸田さんも本質的には同じです。もし自民や維新などの改憲勢力が勝ってしまったら、権力を縛るはずの憲法を改正し、今まで以上に好き勝手にできるようにするでしょう。「ねじれ国会」、大いに結構です。今度の参院選では、憲法改正の勢力ではなく、憲法を守る立憲・共産・社民・れいわを選びましょう。


選挙の主人公は、私たち一人ひとりです。

草の根民主主義で、いのちと暮らしを守る政治を作っていきましょう!


ふくおか緑の党 事務局長 本河知明


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