【案内】第9回コモン研究会のお知らせ(テーマ:マイクロプラスチック②・ウクライナ-ロシア戦争②)
- 広報部
- 2022年5月9日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年12月26日
■前回(第8回)の内容
DVD鑑賞「それでもプラスック必要ですか?ー人体をむしばむプラスチック」
衝撃の内容でした。プラスチック容器から滲みでる環境ホルモン(フタル酸エステル、ビスフェノールA)の影響について、いくつもの報告が紹介されました。1つは、1000人の少女を対象にした調査で、尿からもっとも多く「フタル酸エステル」が検出された25%の少女は、標準より胸の発育が早い、つまり女性ホルモンに過剰にさらされているのと同じ状態となっており、乳がんのリスクが高くなるという内容でした。この他にも、2歳児の言語の発達に遅れが出た研究や、環境ホルモンにさらされた子どもが自閉症やADHDに似た症状を見せる傾向があるという話もありました。
これを観て、プラスチックが今問題になっている不妊の原因ではないのか?と思いました。文明の利器であるプラスチックは、人類をどこに誘うのでしょうか。
ロシアによるウクライナ侵略戦争について
資料として、伊勢崎賢治さんの長州新聞の投稿や、AERAの斉藤幸平さんの投稿等を配布して議論しました。パンデミックや気候危機の最中に、戦争を始めたプーチンには怒りを覚えますが、与野党のウクライナ支援、マスコミの人道一本やりの報道に対し冷静に原因を究明することが大事なのでは?などの意見も出て、議論は盛り上がりました。最後に戦争経験者である河本さんの話された、敗戦体験からくる「翼賛体制(公益を最優先とする政治体制)」への懸念はズシリときました。
■次回(第9回)について
次回も、「それでもプラスック必要ですか?ー人体をむしばむプラスチック」の後半を鑑賞のあと、ウクライナ-ロシア戦争について、世界と日本に及ぼす影響など、更に深く掘り下げて議論します。 また、参加者から問題定義された「生協労働運動」と「コモン」についても、議論する予定です。
是非、ご参加ください。
【⽇ 時】5⽉11⽇(⽔)14:00〜16:30
【場 所】早良市⺠センター 第3会議室
【会 費】300 円(会場費+資料代+積み立て)
【連絡先】090-9406-8279 (⽥尻)
ふくおか緑の党運営委員 中舘文洋
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