九州電力玄海原発3号機の発電再開、4号機の燃料装荷に反対です。
- 広報部
- 2018年4月21日
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3月30日に起きた玄海原発3号機の「蒸気漏れ“事故”」後、発電をストップしていた九州 電力は、今月18日(水)に発電を再開。21日(土)には4号機への燃料装荷を開始しまし た。 事故後の4月2日、瓜生九電社長は「7年止めていたのだから、何が起こるか分からない 」と発言。その後も九電に対して市民団体などが質問や交渉を行ってきましたが、肝心な 質問には「分からない、確認していない」と繰り返すばかりで、市民に対して不誠実な対 応に終始しました。 国(原子力規制員会)も「事業者がやること」「事業者の判断」などと繰り返すだけで 、自らの指導・監督責任を放棄しています。 立地自治体である佐賀県は13日に専門家意見聴取会を開き、17日に九電から最終報告を 受け取りましたが、発電再開を容認。2012年4月に九電と安全協定を締結している福岡市 も、17日の「子どもの命を守りたい大人の会」の申し入れでも明らかになったように、市 民の不安の声に耳を傾けず、九電の言い分を鵜呑みし、事実上、発電再開を認める姿勢に 終始しました。
市民のいのちと安全を守るのは、自治体の責務です。私たちふくおか緑の党は「原発ゼ ロ社会」にむけて、引き続き九州電力などと交渉していくとともに、原発に頼らない社会 ・地域づくりを進めてまいります。