【声明】総選挙の結果を受けて
- 広報部
- 2017年10月24日
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声明 総選挙の結果を受けて
ふくおか緑の党運営委員会
2017年10月24日
総選挙の結果は、10の定数減にもかかわらず、自民党は公示前議席の284と同数、自公3分の2を超える議席を確保という厳しい結果になりました。共同通信社の出口調査では「首相信任せず」が51.0%で「信任する」の44.1%を上回っていることからも安倍政権に対する批判があることは明らかでしたが、野党共闘が部分的にしか実現せず安倍政権批判票が分散したことで自民党が大勝することになった事実を真摯に受けとめなくてはなりません。
福岡県内では、福岡3区では与野党一騎打ちの構図をつくることができ、立憲民主党の候補が比例復活を果たすことができましたが、福岡1・2・9・10区では野党票の合計が自民党票を上回ったものの、県内11選挙区すべてで自民党候補が勝つという結果を招きました。一方、沖縄では4選挙区の内、1選挙区は接戦で負けましたが、3選挙区は辺野古新基地反対のオール沖縄が自民党に勝っています。市民がさらに力をつけて野党共闘を進めることが必要です。
総選挙の結果は改憲派が圧倒的多数を占め、安倍政権が進める「戦争する国」への道に対する戦いは正念場を迎えました。ふくおか緑の党は今後予想される憲法改悪発議を見据え、自衛隊を憲法に位置づけることの問題点を訴える活動を進め、市民の皆さんとともに国民投票に備えていく所存です。憲法改悪阻止に向けて闘いをはじめましょう! そして安倍自公政権による立憲主義・民主主義破壊を許さない闘いや貧困や社会保障、若い世代の将来を確かにしていく新たな政治の可能性をともにつくっていきましょう!




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